ピクトグラムとダイヤグラム

ウェブページにアイコンなどのピクトグラムや表やチャート、地図といったダイヤグラムを利用することによって、視覚的な情報を提供できる。

ここでは情報を視覚化するための表現方法について解説する。

1、ピクトグラム

ピクトグラムは言葉の代わりに用いられる視覚的な表示、つまり絵文字の総称である。ピクトグラムは統計図表や各種の表示の中で言葉に変わって用いられるものであり、年齢や教育程度が異なっても理解できるものである。絵文字の現代的な起源は1920年代のノイラートによるアイソタイプの展開にある。ノイラートの考えはその後、道路標識を始めとする各種の案内標識、地図や年表の中でのピクトグラムの使用、パソコンのソフトウェアでのGUIに不可欠な要素としてのアイコンなどに展開されている。

ピクトグラムは様々な大きさで用いられているので、形の完結性や類似したものと瞬時に識別が可能であることが重要になる。また、複数のピクトグラムが配置される案内版などでは、それぞれのサイト同時に斉一性や統一性に配慮してデザインされる。

2、ダイヤグラム

データの変量を大きさや長さで表示するグラフを始め、表やチャート、地図上に地理的データや数値を配置したものなどを総称してダイヤグラムという。ダイヤグラムは膨大な情報の中から、目的や主題に合わせて情報を抽出し、整理し、それを視覚的に表す。さらに注目すべき情報が何であるかにより、情報の読み方や理解を容易にすることがダイヤグラムの役割である。

ダイヤグラムは2次元の表現ばかりでなく、3次元の立体的空間的な表現も行える。最近では時系列の変化を動きで表現するダイナミックダイヤグラムも用いられる。

グラフは数的な量や割合を相互に比較し、関係性を見るために量を棒などの場がさや大きさで表示したものである。表は設定した軸に従って、事物や出来事を分類し、整理し、順序付けて表す、例としては時刻表、年表、一覧表などがある。チャートは概念図や手順などを一枚の図として表現した物である。地図は地上の物体や状態を規則に従って縮小し、平面上や3次元空間内に表したものである。地上の情報を文字で全て地図に書き込むと混乱するので、記号などを用いて情報を単純化して表し、視認性を向上させる必要がある。